創立百十周年同窓会記念式典と祝賀会が、2010年10月24日(日)に行われました。
当日の模様は こちらよりどうぞ >> 創立百十周年同窓会記念式典
さる2010年10月24日(日)、香川県立観音寺第一高等学校 創立110周年 同窓会記念式典が行われました。その模様をここにご報告いたします。
10月24日(日)創立110周年同窓会記念式典の会場です。300人近くの同窓生が集まっています。
来賓を代表して、浜田恵造知事(観一S46年卒)の挨拶が行われています。
そして、同窓会長から校長に、マイクロバスと三女講堂模型の贈呈目録が手渡されました。
続いて記念講演です。メトロポリタン美術館のキュレターやニューヨーク大学美術史研究所教授などを長らく務め、比較美術史がご専門の大西廣先生(観一S30年卒)が講師です。演題は「有明浜でおこった不思議な出来事」と題して、鎌倉時代に書かれた琴弾八幡宮縁起絵の謎解きが行われます。
縁起絵に隠されたストーリーが、日本の同時代の絵図や中国の水墨画、そしてダヴィンチやブリューゲルの作品と比較しながら語られます。絵画の中に、どんどん引き込まれていくお話でした。
最後に、同窓会副会長からお礼の言葉が述べられ、盛んな拍手が参加者から送られました。これで記念式典と講演会は終了です。
会場を移し、続いて祝賀会が始まります。その前に、邦楽部生徒による琴の演奏が披露されます。
弦をかく手がいそがしく動き、旋律が奏でなれます。会場の雰囲気が落ち着いてきたように思えます。
宴もたけなわになりました。ステージには真ん中に観一・右に旧制三豊中学・左に三豊女学校の校章が掲げられています。まず旧制中学卒のOBたちによる、校歌が歌われます。その後には、女学校のOG達の歌声が響きます。
そして最後に観一校歌です。最後まで臨席いただいた浜田知事と講演頂いた大西先生をかこむようにして、「われらに燃ゆる希望あり 我らに高き矜持あり 我らに重き使命あり」の歌詞が会場に響きます。参加者に笑顔と充実感が広がっていきます。
111年目の歩みを続けている観一の発展を祈念した万歳を最後に祝賀会は、お開きとなりました。式典の開催に向けて、ご協力いただいた方々に、お礼申し上げます。
記念式典での校長あいさつはこちらよりご覧になれます。 >> 校長あいさつ